無能の現実逃避行

しょーもないブログ

【ネタバレあり】NieR:Automataをプレイした感想

 

面白いと言われていたので事前情報0で買った。何も情報なしで買ったのは初めて。

 

難易度はノーマルを選択。イージーモードが許されるのは小学生までだよね

 

最初2Dシューティングが始まってびっくり。勝手にアクションだと思ってた。まあ実際ほとんどはアクションなんだけど。

さらに驚いたのはシューティングの部分で(敵の弾の一部をこっちの弾で消せることと回避があることを除けば)普通の縦シューだけでなく、Rスティックで射撃方向を指定する系のやつもあること。シューティングの経験がグラディウスと東方だけだから慣れるまで時間がかかったが、これはこれであり。速攻と回転避けに向いたタイプだと感じた。

 

地上に降りてからはアクションなのだが、またここでも驚いた要素がある。このゲームには近接攻撃と射撃攻撃があるのだが、射撃しながら近接攻撃ができる。まあ射撃は周りを飛んでいるポッドがやってくれるから当たり前といえば当たり前なのだが。

あと二段ジャンプ。スマブラじゃあるまいしどうやって跳んでんだ。そりゃスマブラに参戦しろって言われるわ 

 

そして廃工場でのエンゲルスとの戦闘。この時みたいに敵の武器をハッキングして攻撃できるとわくわくしてたらできなくて残念。

 

バンカーに戻っていろいろ話を聞いてこれはもしかしてオブリビオンみたいな感じなのでは?と思ったけどさすがに違った。月に人類がいないという点では当たってたけど。

 

地上に降りたらポストアポカリプスって感じで雰囲気が非常に良い。なぜいいと感じるのかわからないがとにかくいい。脳が欲してる。

 

しばらくするとクエストがいっぱい出てきてさながらアクション版ゼノブレイドって感じ。そこまで多くはないけど。

 

砂漠地帯の団地の一番奥でのシーン、狂気を感じて非常に良い。人間の行動の一部だけを模倣してそれ以外は機械っぽいの良い。

 

遊園地はもっと狂気がすごい。不気味の谷の底って感じ。

 

 パスカルの村の住人は人間に近い感じでそこまで狂気は感じなかった。

 

エイリアンの母船行ってエイリアンがもう死んでると知って、本当にエイリアンがいたことに驚いた。(重要じゃない)

 

デパートの跡で機械生命体の頭が割れて変な奴出てきてなんだこいつってなったけどこいつストーリーに全く関わらなくて困惑。突然店開いて街中爆走してるし。エミールという名前も店で初めて知るし。

 

廃工場のやつらに会いに行ったら神がどうとか言っててこれはろくなもんじゃないなと思った。和ゲーで宗教出てきたら絶対やばい奴らだと古事記にも書いてある。予想通り教祖が突然の死(AA)したら豹変して襲い掛かってきた。

そしてここで出てくる自爆するやつらが強いのなんの。遠距離から攻撃すればいいのは当たり前だが、なにぶん数が多すぎて捌ききれないしダメージもでかい。太平洋戦争末期に日本兵と交戦してたアメリカ兵の気持ちになった。

 

イヴ倒してエンディングなって、確かに一段落ついたけどまだ気分は中盤なんだがとなっていたら周回ごとに話違うみたいな説明出て、とりあえずもう一周。

今度は同じ話を9S視点でやることになり、なるほどなあってなった。そりゃいったんエンディングになるわ。これ3周目はA2視点でやってすべての謎が明かされるんじゃないかと期待が高まった。

 

Bルートはハッキング最強!って感じ。スタンと炎上つけたら大量の敵相手でも無双できて正直2Bよりも強くね?スキャナーモデルが戦闘不得意とはいったい...

 

そしてBルート終盤月に人類いないことが明かされてやっぱりなってなった。

 

Bルートエンディング後、CとDの予告。次も同じ時間の話だろうと思っていたので少しびっくり。

 

AとBはイヴ倒してハッピーエンドだったのに、Cルート入ったらヨルハ部隊壊滅して一気に絶望に叩き落されるの、落差が大きすぎる。ライオンでもそこまで高いとこから落とさないぞ?

 

Cルートでは予想通りA2を操作できた。近接攻撃強化+6と衝撃波+2と挑発強化+3つけたら火力がすげー高い。ボス戦で会話終わる前に倒しちゃうんだよな。完全にゴリラ

 

9Sは完全に復讐の鬼と化してた。2Bがウィルスに感染してたからA2に殺されたっていうの頭ではわかってそうだけどそれでも許せないんだろうな。殺すなら自分の手で殺したかったとかやばい思考が入ってそう。

 

資源回収ユニットに書いてあった魂の箱、肉の箱、神の箱というのはよく意味が分からなかった。人間についてのデータから適当につけた可能性大。

 

塔で9Sが2Bと戦うとき9Sが笑ってるの、もう手遅れ感がすごい。犯罪係数300余裕で超えてそう。

 

そして機械生命体の概念人格が出てくるところ、最初かわいい感じの声だったのに言峰綺礼の声になったから、ポプテピピックみたいな感じで美少女の皮破って中から言峰が出てくるのをイメージしてしまい笑ってしまった。

ここでヨルハ部隊はアンドロイドたちにまだ人類が生きていると思わせるためだけの使い捨て部隊だと説明されて、必死に戦ってた仲間を見ていた9Sの精神状態やばそう。こんなんされたらもう誰も仲間だと思えないでしょ。

 

その後目の前の機械生命体を倒すためにA2と9Sは共闘するんだけど、倒した後ちゃんと殺し合いして安心した。(?)

A2を選んだらアーカイブに機械生命体についての報告書みたいのが追加されて、それ読んだら機械生命体についての謎が解明されるけど、結局このゲームはアンドロイドの周囲の関係が主だと感じてるのであんま関係ないと思う。実際開発もそう考えてるからおまけの文章みたいな感じで追加されるんだろうな。

9Sを選ぶとエンドロールの途中でポッドが2B、9S、A2を救いたいという意志を持って与えられた命令に逆らうかどうかをプレーヤーに委ねてくる。伏線は張ってあったが、こうなるとは思っていなかったので非常に驚いた。全員死んで誰も救われないとか普通にあり得るし。ここではいを選ぶとエンドロールとシューティングゲームで戦うことになるのだが、これがかなり難しい。のだが、ネットにつなぐ設定にしていると、ある程度ミスしたところでオプションがついて被弾しても大丈夫(要検証)なようになり、クリアできるようになる。

そしてエンドロール後、ポッドが2B、9S、A2を修復して終わる。救われたとは言い難いが前よりはマシなのでよかったねって感じ。

 

最後にデータを全部失う代わりにエンドロールのシューティングで苦しんでる人の助けになりますか?という質問が出てきた。自分自身これで助かったし、どうせデータ残しといてもやらないだろうなと思ったのではいを選択。

そしたら本当に消えた。いやそりゃそう書いてあるんだし消えるのは当たり前なんだけど本当は消えないのかなと内心思ってた。

 

で、結局エミールは何なのか、デボルとポポルの同型機が起こした事故とは何なのか、そしてゲシュタルト計画とは何なのかいまいちわからんなと思いネットで調べたら、前作のニーアゲシュタルト/レプリカントで登場した...と書いてある。そう、

NieR:Automataは続編だったのだ。

これが唯一事前情報なしで買って失敗したと感じたこと。前作やってなくても楽しめたとはいえ、若干釈然としないのは事実。買うときに続き物であるかどうかぐらいは確認しよう。

そういうわけでそのうちレプリカントも買うと思われる。